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Gacharic Spin「ガチャ10LIVE 2019」にGIRLFRIEND出演! ツーマンライブ観戦記

元号も改まり10連休も残すところあと3日となった5月4日みどりの日、令和1発目のガルフレライブはGacharic Spinとのツーマンライブでした。

このライブは4月からスタートしたGacharic Spin結成10周年全国ツアーの一環として行われました。

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HEAVEN'S ROCK さいたま

会場のHEAVEN'S ROCKさいたま新都心VJ-3に到着すると、当然ですが周辺はメインアクトを観に来たガチャマン(男性Gacharic Spinのファンの呼称)、ガチャピン子(同女性)で一杯。僕らガル中は圧倒的少数派でした。

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当日のガルフレメンバー

 開場は午後4時30分。入場待機中に空模様は怪しくなり、開場直前に激しい雨が降り始めました。

僕が会場に入ったときはずぶ濡れ。前方はすでにガチャファンで埋まった状態でした。まあ今日はアウェイだし後ろの方でもしょうがないか、なんて思っていたら、前方のガチャマンの皆さんがガル中(GIRLFRIENDファンの呼称)を前方へ通してくれて、「ガチャピンの時に変わってくれればいいよ」と、ガル中たちに最前列と2列目を譲ってくれたのです!

な、なんていい人たちなんでしょう! ありがとうガチャマン! ありがとうガチャピン子!

 

さて、ライブはサポートアクトのガルフレから。時間どおり午後5時にアップテンポナンバー「ミライリスト」でスタート。

MIREIのパワフルなドラムとMINAの8分を刻む歪ませ気味のベースにNAGISAのハードなギターリフが絡み、SAKIKAはのっけから出し惜しみなしのシャウト。疾走感溢れるプレイに、ガチャファンもガル中も区別なく会場は一気に沸騰しました。

アウェイでも関係なく素早く観客を惹きつける力は、まるで百戦錬磨のベテランバンドのようでした。

 

さて、この日のセットリストは次のとおり。

 

 1  ミライリスト

 2  Hide & Seek

 3  魅力とは?

 4  ヒロインになりたい

 5  ギャクサンカク

 6  360

 7  JUMP

 8  キセキラッシュ

 9  15

10 ヨンソク

11 一直線

 

ツーマンライブとあって持ち時間は比較的長く、全11曲約1時間のステージを披露してくれました。

そして、セトリには、ここのところのライブで聞くことができなかったナンバーがチラホラ。「ギャクサンカク」「360」「ヨンソク」は昨年11月のメジャーデビュー2周年記念ワンマンライブ以来のライブ演奏です。久しぶりに生で聴く曲にガル中さんたちは大興奮。どれもノリのいい曲なのでガチャファンの皆さんも楽しんでいただけたと思います。

 

また、「15」のときはSAKIKAのアコギの音がスピーカーから出ないというアクシデントがありました。

SAKIKAがアコギに持ち替えポロポロ鳴らした時に違和感を感じたようで、

「音出てます?」と客席に問いかけました。

返事をする僕も含めた最前列ガル中は中音(ステージ上の音)を聴いているので、「出てるよー」と無責任な答え。しかし、外音はアコギが聴こえていないようで、すぐにスタッフがステージに上がりセッティングをチェックしました。

このとき、原因究明に手間取りそうなスタッフの様子を見てSAKIKAはすぐさまエレキに持ち替え、「今日はエレキでやります」宣言。この決断の早さには驚きましたが、SAKIKAの男前の決断力に観客は盛り上がりました。

 

そして、ラストの定番曲「一直線」は少しアレンジを変えてきました。

曲頭がSAKIKAのギターと歌のみでサビを4小節スローで歌ってから、通常の演奏に入るというもの。これは、この曲をアコースティックで数多く演奏する過程で出てきたSAKIKAのアイディアではないかと勝手に邪推します。

 

久々の長めのライブでしたが、 ドラムMIREIは最後まで力強くビートを刻み、MINAは全力プレイで弾きまくり、NAGISAも負けじと観客を煽り、SAKIKAも手加減なしで声を枯らしました。

 

ガルフレ終了後、ガチャマンとガチャピン子さんたちに前方エリアをお返しする時に何人かから「ガルフレ若いのに上手いね」「あのベースの子、すげえな」という嬉しい感想をいただきました。ライブの興奮とガルフレ好評の嬉しさがないまぜになったキモヲタは半泣き状態で「あ、ありがとうございます!」とお礼を言いながら会場後方に下がったのでした。

 

ライブ後は物販ブースでSAKIKAがワンマンライブのチケットを手売りし、NAGISAがフライヤー配りを行いました。

 

さて、このあとメインアクトのGacharic Spinを後方から観戦しましたが、さすがの迫力でした。

現在、ガチャピンは新体制でのアクトとなっており、マイクパフォーマーとしてアンジェリーナ1/3、新ドラマーとして元LAGOONのYuriが加入。ドラム・ボーカルだったはながギター・ボーカルにコンバートされています。

先日の「NAONのYAON」の時に初めてこの編成でのライブを見たのですが、とにかくMCアンジーがパワフルで、まだNAGISAと同じ17歳でしかも今までステージ経験はほぼないとのことでしたが、とてもそうは思えないステージ度胸。度肝を抜かれました。

 

今回もアンジーは真っ赤に染めた髪に赤い衣装という出で立ちで、ちびっ子赤鬼がステージを飛び回り、叫び歌っているようでした。まさにエネルギーの塊で、ただでさえテンション高いガチャピンのステージをもう一段ハイテンションにするというすごいパフォーマンスでした。

新ドラムのYuriも通常以上に体力が必要そうなガチャピンナンバーを軽々とこなし安定感抜群です。はな姉さんはフロントに立って、ただでさえ強烈なキャラがより前面に押し出されこちらも限界突破感。キーボードのオレオレオナは歌に鍵盤にサウンドを支え、ギターTOMO-ZOとベースでリーダーのF チョッパーKOGAは抜群のテクニックを屈指して縦横無尽に弾きまくり観客を煽りまくりました。

 

そして、ガチャピンのアンコール2曲目のときガルフレメンバーがステージに呼ばれ、「WINNER」でコラボしました。

この曲は曲が終わるまで腿上げ走を客席に強いる過酷な曲で、ガルフレの4人もステージ上で約5分の腿上げ走を行いましたw

MINAはKOGA姉さんの横で楽しげに腿上げ、反対にMIREIと並んで腿上げするNAGISAはすぐにバテバテで最後はリアルに辛そうでしたw

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当日のガチャピンとガルフレ

ガチャピンのステージは最後までハイテンション。狂乱の祭りという感じで幕を閉じました。どこまでも限界なく観客を楽しませることに徹した、とても満足感の高いステージでした。

 

ライブ後はフライヤー配りとチケット手売りのためにガルフレメンバー全員が物販に立ち、チケット購入しようという観客の長い列ができました。またこれで少しSOLD OUTに近づいたことでしょう。

後輩バンドにこうしてチャンスを作ってくれるGacharic Spinと心優しいガチャマン、ガチャピン子さんに深く感謝したツーマンライブでした。