SAKIKA & MIREI ミッションクリア! アコースティックライブ @川崎 LA CITTADELLA 噴水広場
6月30日日曜日、川崎 LA CITTADELLA 噴水広場で、SAKIKAの無料アコースティックライブが開催されました。この場所でのライブは第3回目となります。
「路上ライブを行ってリキッドルームワンマンライブのチケット100枚を手売りする」という困難なミッションもそろそろゴールが見えてきたということで、今回はボーナス的な意味合いも込めてこの会場が選ばれたようです。
この日は雲が重く垂れこめ、天気が心配されましたが、僕が川崎に着いた時に雨は降っていませんでした。
開演予定の午後2時が近づくにつれて、観客が集めり始めました。常連組の姿はあまり見かけませんでしたが、集まって来た人々は通りすがりという感じではなく、明確な目的意識のもとにやって来たという感じがします。きっとSAKIKAやガルフレの知名度が上がってきているのだと思いました。
噴水広場のステージ中央部には、雨が降って来ても機材が濡れないように大きめのタープテントが張られています。そして、心配な空模様のまま午後2時となりました。
SAKIKAは愛用のアコギを片手に現れ、足取り軽くマイクスタンドの前に立つと、歌い出しがスローバラード調の「一直線」でライブをスタートさせました。
1コーラス目はスローにしっとり聴かせ、サビからテンポアップして、2コーラス目は観客のクラップを誘って、徐々に盛り上げていきました。
続いてアコースティックライブの定番曲となった「光」、3曲目はOfficial髭男dismのカバーで「Pretender」を披露しました。
席を立つ人はほとんど見当たらず、むしろ観客はますます集まって来ているようです。
4曲目「吠えろ」で客席は更に盛り上がり、最後は「ヒロインになりたい」でした。
この日も恒例の「Hey!」コールで観客は声を合わせ、楽しくライブは終了しました。
SAKIKAは連日ワンマンのリハに明け暮れている筈ですが、疲れている様子はありませんでした。ピッチもいつもより安定していて、喉の調子も良さそうでした。
この日のセトリ。
1 一直線
2 光
3 Pretender(Official髭男dismのカバー)
4 吠えろ
5 ヒロインになりたい
ライブ終了後はワンマンライブのチケットとグッズ類の物販が行われたのですが、なんとライブが終わると、まるで待ち構えていたかのように雨が降り始めました。
あまりのタイミングの良さに、観客は皆、SAKIKAの強運に驚いたことでしょう。
そして、このライブ後しばらくして、SNSでミッション達成の報告がなされました。
そうです、遂にSAKIKAとMIREIは、弾き語りライブを行いワンマンライブのチケットを100枚手売りするというミッションを達成したのです。
2月27日にミッションを課せられ、3月19日に新宿で初めて路上ライブをやって以降、路上19回、ライブハウス1回、屋外ステージ4回、お寺1回と計25回のアコースティックライブが行われました。
この間、バンドの方も12回のライブがあり(うち3回は遠征)、カバー動画の制作、新曲のレコーディング、そしてワンマンライブに向けたリハーサルと精力的に活動してきました。
約4ヶ月の間にこれだけこなすのは、SAKIKAにとってかなり厳しいことだったと思いますが、毎回付き添った相棒のMIREI、そして、レコーディングやライブのリハなどでは、MINAとNAGISAも相当バックアップしていたであろうことは想像に難くありません。ミッションの成功はバンドが一丸となってSAKIKAを支えた結果でしょう。
ファンとしても24回も無料で(ライブハウスの1回は有料)SAKIKAの生歌、生演奏を聴かせてもらえた上に、毎回MIREIがインスタでライブの模様を配信してくれました。まさに破格のファンサービスだったといえます。SAKIKA、MIREIに感謝するとともに、活動を支えたMINA、NAGISAとマネージャーはじめとする運営さんに重ねて深く感謝する次第です。
そして、4人には新たなミッションが!
SEというのはライブなどで使われるオープニング曲のことで、バンドがステージに上がるときにかけられることが多く、これから始まるライブに向けて観客の気持ちをアゲていく役割があります。
きっと、7月21日のワンマンライブの時に聴くことができるのでしょう。4人がどのような曲を作り上げるのか、またワンマンライブの楽しみが一つ増えました。