GIRLFRIENDLY

GIRLFRIEND(バンド)を応援するブログ!

GIRLFRIEND% 真夏の大挑戦〜ミッションなんてパイナップル⁉︎〜 @恵比寿LIQUIDROOM 遂に開催!②

さて、ガルフレワンマンライブレポの2回目です。

前半8曲を終えて、ステージの照明が落とされました。しばらくすると、どこからともなくNAGISAの鼻歌が聴こえてきます。周囲を見回すとステージに向かって左手の壁面スクリーンに、ウサギの被り物にサングラスという装いのNAGISAが投射されています。

「どーもー! DJおなぎです!」

ガル中の間では有名なDJおなぎの登場です。会場は大歓声に包まれました。設定としてはGIRLFRIENDのNAGISAとは別人ということになっていますw

「今日はですねー、バンド活動をしている地元のダチをそっちの会場に送り込んでいるので、そいつらのショーを観て頂きたいと思ってます。そいつらの紹介VTRが届いておりますので、今から観ていきたいと思います」

ここで、布袋寅泰の「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」をBGMに、特攻服に身を包んだ4人がスクリーンに登場しました。DJおなぎのナレーションは続きます。

「私、DJおなぎは昔からのダチ、地元では結構有名な総長達の集い、その名も『今日からウチらは』」

そして、各総長の紹介となります。

「紅組(くれないぐみ)、MINA(本当は族っぽい漢字が当てられていたのですが、どんな字だったか全く覚えてませんw)。紅組に入るには全員ボブにしなくてはいけないという掟がある。尊敬しているのはブチャラティ(ジョジョ第5部に登場する主要キャラの一人)」

おなぎのナレーションはさらに続きます。

「✖️✖️組(だいぶ聞き取れないところがあったので不完全なレポとなってしまいました。申し訳ありません)、MIREI(同じく漢字が当てられていました)。特技はメンチを切ること。目を見ただけで人を恐怖に落とす。健康オタクなのでタバコは吸わない。見た目に反して誰よりも平和主義」

「エンジェル組、NAGISA(同じく漢字が当てられていました)。キティは彼女の恋人。最近ハマっている食べ物はニラ。投げキスで人をメロメロにさせる能力を持っている。口癖は『パパに言うで!』」

「✖️✖️組(聞き取れず)、SAKIKA(同じく漢字が当てられていました)。忘れ物番長。口癖は『ちょっと携帯鳴らしてくれへん?』。そして今まで喧嘩に一度も勝ったことがない」

「みんなそれぞれの総長で初めの頃は喧嘩をすることも多かった。いつからか音楽に目覚め、今はバンドに夢中になっている。そんな彼女達の歌はどこか懐かしい青春を思い出させてくれる。さあ、リキッドルームに集いしお前ら、彼女たちにぶっ倒されないように盛り上げてくれよな!」

 

ここで映像は終わり、気がつくとステージの上には特攻服を着た4人が楽器を構えていました。(写真を見るとNAGISAはスケバン風でしたね)

そして、なんとまさかのカバー曲披露! しかも曲は「今日から俺は」の主題歌である「男の勲章」! ただし歌詞は「女の勲章」に変えられていましたw

そして曲が終わるとSAKIKAが「オレイ!」と奇声を上げました。

するとMIREIとMINAがそれぞれ「総長、しっかりしてくださいよ! 舐められるじゃないですか」と野太い声でハッパをかけます。

しかし、SAKIKAは「オ、オレエイ」と情けない声。

「違う違う!」とMINA。「もっと舌巻いて、オルェェイ! ですよ」すごい巻き舌です。

SAKIKAはうつむき「舌が巻けねえんだよ、、、」

MINAは容赦なく「もっともっと、くるっくる巻いてください!」

しかし、SAKIKAは舌が上手く巻けないようです。

「これは、、ダメだな、、、総長、せめて曲名だけでも」とMINAが振ると、SAKIKAはしょんぼりして言いました。「15の夜」

まさかの尾崎豊! サビだけ歌って、氣志團の「One Night Carnival」のサビにメドレー。そして、お楽しみコーナーの最後は湘南乃風の「睡蓮花」! 会場の熱気はさらに上がり、大盛り上がりとなりました。

f:id:rintalow:20190723225418j:plain

特攻服を身にまといカバー曲を熱唱

再び舞台は暗くなり、壁面に映像が映し出されます。

今度の映像はシリアスなもので、「15」のインストをBGMにして、このライブのことや今後の希望、不安などについて、メンバー各自が自分の思いを語りました。

初めは、みんな、リキッドルームという大きな箱で本当にやれるのかという不安が大きかったようです。

NAGISA「1万枚チラシ配るって今までしたことないことやし、(お店の)スタッフの人に『今度ワンマンライブやるんですけど、チラシ置かしてもらえますか』っていうのがすごい苦手な方やったから、でも、勇気を出して配ってたら受け取ってくれる人もいるし、、」

SAKIKA「(手売り)100枚、めっちゃ多いやん! というのが第一印象で、でも100枚売れたら自分の自信にもなるし、そういうチャレンジはしたいな、って思いましたね」

MIREI「SAKIKAと一緒に路上ライブを回ってて、チケットを売る大変さも分かったし、人を動かすのって難しいんやなと思った」

SAKIKA「路上ライブってこんなに集まってもらえないものなんだって思いましたね。回数何回やってもいけるのかなあ、って不安になりました」

MINA「2019年はGIRLFRIENDにとって大事な年になると思うので、今年上手くいけば2020年はもっと上手くいくっていう、こう上がっていくように、、絶対するので、(半泣きとなり)この先、どうなっていくんかな、って不安がすごいいっぱいになって、ちょっとづつやけど『YouTube観たよ』っていう声とか聴いたりしたら、まだまだ行けるなって思うし、もっと頑張らなあかんなって思うから、、今年はすごい希望を持てる」

MIREI「東京に出てきて3年かかって、自分の中の変化っていうのはすごい大きくて、これからはすごいみんなと面と向かってぶつかりあって、より深い絆を築いていきたいなと思っています」

SAKIKA「もっと色んな人に知ってもらいたい。私たちの未来を、選ぶべき道をーーずっと追い続けていきます」

 

彼女達の不安や決意のリアルな思いが伝わり、会場にはすすり泣く声もありました。

SAKIKAは、やはり今回のミッション中最難関であった路上100枚売りに対する感想がメインとなりました。路上で歌っているときは不安などおくびにも出さなかったSAKIKAですが、かなりのプレッシャーであったことを語りました。

MIREIはリーダーらしく、いつもSAKIKAの路上ライブのことやメンバーとの絆を深めることを考えていて、やはりバンドの精神的支柱なんだな、と改めて思いました。

MINAは、路上ライブのような外に出る活動が少なかったせいか、他のメンバーより不安が大きくなったように思います。いつもの気丈な彼女ではなく、気を張って必死に頑張っていたということが、涙を堪えるその姿から滲み出していて、危うくもらい泣きしそうでした。

NAGISAは末っ子らしく、社会に触れることへの不安感とそれを必死に克服したことを語ってくれました。他のメンバーやスタッフは、きっと、初めてのおつかいに行かせる気分でNAGISAを見守ったに違いありません。

メンバーには、今年を一つのターニングポイントにしなければいけない、という危機感があったようです。そして焦燥感や不安に押し潰されそうになってなお、自分を信じ、仲間を信じて、先に進もうとする精神力は、まさに不屈と言って良いのではないかと思いました。

 

というわけでこの後、ライブは終盤に突入するのですが、続きはまた次回ということで!(やっぱり2回じゃ終わらなかった、、、)