Sago × ベースハウスイケベ池袋「High Mountain Vol.2」にMINA出演!
ガルフレMINAの誕生日から2日後の9月22日日曜日、ベースハウスイケベ池袋が、開店2周年記念企画としてSago New Material Guitars とタッグを組んで開催した「High Mountain Vol.2」というギター・ベースクリニックに、GIRLFRIENDのMINAが出演しました。
Sago New Material Guitarsといえば、ガルフレのSAKIKA、MINA、NAGISAが愛用するギターとベースを製作したギター工房です。その縁で、今回のイベントにMINAが出演することになったようです。
当日は午後1時から整理券が配られ、開場は午後3時45分でした。イケベ3階のベース売り場の奥に小さなステージが設けられ、その前に観客用の椅子が並べられました。この日の観客は50名を超えていたでしょうか、用意されていた席は足りなくなり、大勢が立ち見となりました。
定刻の午後4時、ベースハウスのチーフから開会挨拶があり、続いてSagoの社長、高山氏が自ら進行役を務める形でイベントはスタートしました。
「今日のクリニックを通してギター、ベースに少しでも興味を持っていただいたり、すでにギター、ベースをやっている方には買っていただけたら、というのが今日の主旨です」と高山社長がハッキリ販売促進を口にして笑いを誘います。
そして高山社長にコールされ、まずはサポートの眞鍋香我、続いてMINAが登場しました。
眞鍋氏はBLOIDというデュオのメンバーで作曲家、アレンジャーとしても活躍しているギタリストです。この日はサポートギターとしてのみならず、演奏用のバッキングトラックも作成したということでした。
2人はステージに用意されたスツールに腰掛けると手短に挨拶し、早速デモ演奏を披露しました。
1曲目はガルフレの「ミライリスト」です。ドラムとサイドギター、メロディラインはバッキングトラックが用意され、眞鍋氏のギターとMINAのベースはそれに合わせて演奏されました。眞鍋氏はアドリブも交えた高度なテクニックを披露。MINAも抜群のリズム感で打ち込みのトラックにグルーブを与えました。
演奏が終わるとそれぞれの楽器の解説がありました。
MINAは元々プレシジョンベースの音が好きだったそうですが、プレベのピックアップだけだと少し物足りないのでリアにジャズベースタイプのピックアップを載せたPJ構成となったそうです。
このあとSagoの新しいラインナップStemを紹介。
MINAがStemのベースを手に、「Jump」を演奏しました。StemのベースはMINAのいつものベースよりやや硬質な音のように感じられましたが、これはアンプやPA等の演奏環境で大きく左右される部分なので気のせいかもしれません。ただ、このベースもMINAのベースと同様、芯のしっかりした音でした。
3曲目は眞鍋氏の曲を披露。シャンソン風の始まりから一転して明るいハードロック調になるという変わった曲で、氏の多彩なギタープレイを聴くことができました。MINAのベースアレンジもルートを中心として凝ったオブリガードを織り交ぜたカッコいいものでした。
次にSagoのもう一つのラインアップであるSeedを紹介しました。まずはアコースティックギターです。これはSAKIKAが使っているアコギと同じモデルでもあるS1000-TS。SAKIKAはこれにピックアップを載せて使っています。
他に和楽器バンドの桜村氏が使用する、ベースと同じ長さで29フレットの変則ギター「Kotetsu」、そしてロックバンド「鶴」のベーシスト神田氏のアーティストモデル「Kanderbird」が紹介されました。
そのあとは質問コーナーとなりました。
MINA、眞鍋氏、そして高山社長に興味深い質問が相次ぎました。特に高山社長からは楽器作りや木材についての深い話、ちょっとしたデザインにも実は機能上の意味があるという話が聞けて大変面白かったです。
最後は「sky & blue」のインストがプレイされたのですが、このあとなんと高山社長の合図で眞鍋氏がバースデーソングをギター演奏。それに合せて客席は「Happy Birthday To You」を合唱し、店側からMINAへケーキが渡されました。これは段取りにはなかったようでMINAは半泣き。高山社長、眞鍋氏、そしてイケベの粋なはからいでした。
こうしてMINAのステージは無事終了し、眞鍋氏と二人連れ立って舞台を後にしました。その後、応援に来ていたSAKIKAとMIREIが高山社長に呼ばれ、舞台に上がり、10月と11月のワンマンライブの告知を行いました。
この後は、Sagoギターの即売会。結果、この日は4本売れたようです。Sagoのギターはいいお値段のものが多いので、これは結構すごいかも。
ステージ終了後もフロアには結構な観客が残り、それぞれMINAへ花や誕生プレゼントを手渡したり、SAKIKAとMIREIからチケットを購入したりしていました。
結局イベントは4時間にも渡る楽しいものとなり、MINAは初めてのクリニックを無事に成功させたのでした。
高山社長は気さくなとてもいい方でしたし、眞鍋氏はプロフェッショナルなサポートでイベントを支えてくれました。イケベのスタッフさんたちも優しい方々揃いで、販促イベントにも関わらずとても愉快で高揚感のある会となりました。これは高山社長が、製品が売れることより、まず音楽や楽器を好きになってもらいたいと本気で思っていることが、こちらにも伝わってくるからでしょう。
そして、MINAさん19歳おめでとうございます!
おまけ