GIRLFRIEND%〜3rd BIRTHDAY SPECIAL〜大阪公演編
12月1日日曜日、アメリカ村DROPにてGIRLFRIENDメジャーデビュー3周年を祝うワンマンライブ「GIRLFRIEND%〜3rd BIRTHDAY SPECIAL大阪公演」が開催されました。
前回の東京公演から約1週間、今回がガルフレ2019年のライブ納めです。
東京公演では物販が早々に売り切れたため、この日はそれぞれのグッズに数量制限が設けられました。(ロンT1人1枚、半袖1人2枚クリアホルダー1人1枚まで)
にもかかわらず、この日もロンTは早々に売り切れ。他のグッズも飛ぶように売れて、結局アニバーサリー限定グッズは完売となったようです。
この日の開場は午後4時30分。僕は比較的良番だったのでMINA前2列目に布陣することができましたw
この大阪公演はさすがガルフレの地元だけあって、早々にソールドアウトしており、フロアは開演前にもかかわらずすでに熱気が高まり、開演に向けて室温が上昇していくようでした。
そして定刻午後5時開演。東京公演と同じく「sky & blue」でライブは幕を上げました。
この日のセットリスト。
1 sky & blue
2 Hide & Seek
3 魅力とは?
4 あるある
5 Figure(動画撮影OK)
MC
6 心音
7 360
8 ギャクサンカク(We will rock you シンガロング)
MC
9 ミライリスト
10 Jump
11 TT(Twiceのカバー)
12 大阪LOVER(DREAMS COME TRUEのカバー)
〜未来への手紙のコーナー
13 タイムカプセル(新曲)
14 一直線
15 ヒロインになりたい
EN1 クリスマスマジック(新曲)
EN2 キセキラッシュ
WE 走れ!!!!
序盤3曲は東京公演と同じでしたが、4曲目は大阪公演ということで大阪のインディーズ時代の曲「あるある」を披露。最近のライブではあまり演奏しない曲なので貴重でした。
続く5曲目「Figure」は東京と同様に動画撮影が許可されました。
MCを挟んで、やはり東京公演ではなかった「心音」続いて「360」。そして東京と同様「We will rock you」のシンガロングがあるバージョンの「ギャクサンカク 」が演奏されました。
「ギャクサンカク 」のあとは再びMC。まずはMIREIがマイクを取りました。
MIREIが「あのなあ、今日はなあ、ちょっとやりたいことがあって。。だいたいバンドってさ、ボーカルの名前しかみんな知らへんやんか」と言うと、フロアからは一斉に「みーちゃん」「MIREI」コールが起きましたが、MIREIはそれを抑えて「だからな一人づつ自己紹介したいねん」
観客からは賛意の歓声が上がり、再びMIREIが、
「私、大阪から出てきましたドラムのMIREI、20歳です。ちなみになぜか一番目立ちたがりやのにドラムです」と自己紹介。
続いてMINA。「ベース担当の19歳MINAです。猫とアニメが好きです」とお気に入りのキルアのフィギュアを見せました。
次にNAGISAが「緑とミントの妖精、ギターの18歳NAGISAです」と言うと、SAKIKAが「ミントの意味はあるの?」とツッコミww
NAGISAは「最近ミントのガムにハマってて、それを噛んでるんですけど、だから妖精なのかな? って」といつもの謎気味な答えを返しました。
最後はSAKIKA。「19歳大学生、ボーカル・ギターSAKIKAです。運動神経が悪くて、忘れ物が多いっていう。。直さないといけません。。。」
すかさずMINAが優しい声で「昨日もなんか卵落としてたもんな?」と暴露しましたw
続いて爆上げ2曲で再びフロアを温めたところで、東京公演でもやった2対2に別れてカバー曲を披露するコーナー。
今回はMIREI・NAGISA組はTwiceの「TT」のカバーを披露。MIREIがカホンとコーラス、NAGISAがアコギでリードボーカルをとりました。
僕はこの曲に全く興味がなかったのですが、2人の演奏で聴くととてもいい曲で、実はこの曲はアコースティックアレンジこそ似合う曲だったのではないかと思いました。(僕がガル中だというひいき目分を差し引いても、アコースティックがとても似合うと思いました)
続いてSAKIKA・MINA組はMINAの鍵盤、SAKIKAのボーカルでドリカムの「大阪LOVER」のカバーを披露しました。 歌はMINAのソロパートもあり、2人のハーモニーも綺麗で聞き応えがありました。途中で鍵盤の一部が鳴らないというトラブルがあったのですが、2人は持ち前のステージ度胸で乗り切りました。
演奏後、MINAは「悔しい鍵盤鳴らなかった! 動揺してすごい間違えちゃった。Bの音が鳴らなくなっちゃって。まあ、こういうこともライブですよね」と笑いましたが、本当に悔しそうでした。
カバー曲が終わると「未来への手紙コーナー」です。
今回も数名のファンの手紙が読まれたのですが、その中の一つにSAKIKAの元同級生からのものがありました。彼女は教師を目指しているそうで、いつもガルフレの曲に背中を押されている、と書いていました。SAKIKAが本人を探すと、なんと会場に来ていました。
そして、メンバーの手紙が披露されました。東京公演はMIREIとNAGISAの分でしたが、今回はSAKIKAとMINAの未来への手紙です。MINAは、上京してきた時のことやファンのこと。そして4人で成功したいことなどを、SAKIKAは、自分の10代のこと。そしてやはりバンドの成功のことなどをしたためました。
2人の手紙は終演後、来場者に配られました。
手紙コーナーから続いて新曲の「タイムカプセル」、「一直線」「ヒロインになりたい」とプレイして一旦ライブは終了しました。
アンコールはやはり新曲「クリスマスマジック」。曲が終わると作者のMINAから「この曲は普段会えない人と特別なクリスマスの日に会えるっていう曲です。大事な人のことを思い浮かべたりとか、できたらGIRLFRIENDのことを思い浮かべてもらえたら嬉しいなと思って、ぜひクリスマスの日は聴いてもらえたらいいなと思います」
そして、恒例の集合写真の撮影が終わると、重大発表がありました。SAKIKAが、「GIRLFRIEND、来年春、アルバム出します!」と言うとフロアは大歓声に包まれました。
「そして、実はもう一つ。アルバムにちなみまして、初の東名阪ワンマンツアーを開催します!」この発表はさらなる大歓声で迎えられました。
最後は「キセキラッシュ」でライブは終了したのですが、興奮冷めやらぬフロアのアンコールは鳴り止まず、なんと三度メンバーが登場! ダブルアンコールに応えてくれました。
メンバーがもう一度セッティングしていると、MINAが「アンプから音が出ない」と告げました。「ラインしか出てない」と言っています。
通常、ライブではベースの場合、アンプから出ている音は奏者のモニター用で、メインスピーカーからはラインでPAに送った音が直接出ています。(ベースアンプの前にマイクを立ててラインとミックスしてスピーカーから出す場合もあります)
MINAが言っているのはつまり、自分の音をちゃんとモニターできない、ということです。
「出ないですよね? ライン(だけで)でいっちゃいますか?」とMINA。「ラインでいっちゃう?」とSAKIKA。この状態で演奏すると、フロアで聴く観客は問題ないのですが、プレイヤーであるMINAはメインのモニターであるベースアンプから音が出ず、自分の前の「ころがし」と呼ばれるモニター用スピーカーしか頼れないので演奏は大変です。
しかしMINAはあっさり腹を括った様子で、「いいですか?」とPAに確認し、バンドのメンバーは何の不安も顔に出さずに「走れ‼︎‼︎」を演奏しました。
メンバー間の信頼関係と彼女たちのステージ度胸の良さで、トラブルを感じさせない見事なプレイを披露。また、こういうトラブルはフロアに燃料として消費されるので、結果的に大盛り上がりとなり、バンドと観客が見事に一体となって会場を揺らしました。
こうして2019年、GIRLFRIENDのライブは無事終了しました。
来年5月に東京、名古屋、大阪のワンマンツアー。そして先日なんと、アメリカ、ブラジル、ドイツでの海外公演が予定されていることも公式発表されました。
2020年はガルフレ更なる飛躍の1年となることは確実です。