ガルフレ新曲「ヒロインになりたい」の感想など
ガルフレの4曲目のシングル「ヒロインになりたい」は、発売間もない新曲で、まだ聴き込みが浅いんですけど、鉄は熱いうちに打ちまくれ! とも言いますし、とりあえずファーストインプレッションなどなど。
さて、この曲は、これまでのシングル曲とは色々と異なることがあります。
まず、作詞作曲。これまでのシングルでは必ずメンバー(もしくはバンド)の名前がクレジットされていましたが、今回初めてメンバーが関わっていません。(カップリングの「魅力とは?」はメンバー曲)
今回は、イワツボコーダイとNAOKI-Tという2人の共作。
調べてみると、イワツボ氏はKAT-TUNやキスマイ他への楽曲提供、NAOKI氏はケツメイシ、MIWA他のプロデュースや作曲等手がけている一流どこでした。
次にアレンジ(NAOKI-T。プロデュースも)。楽曲そのものはガルフレに似合ったものだと思いますが、アレンジが今までの曲と比べて、かなり趣が違います。
これまでのガルフレの曲は基本的にギター、ベース、ドラムという構成(曲によっては薄く鍵盤が入ってるのもある)で、方向性はシンプルなロックナンバーか、GS風、オールディーズ風など懐かしさを感じさせるものだったんです。
しかし、今回は、ギターの歪みはだいぶ控えめで、かなりポップス寄りのアレンジ。これまでになくストリングス系の音がフィーチャーされていて、ストリングスアレンジは80年代のアイドルソングのようです。
懐かしさがあることには違いないんですが、なんというか懐かしさの方向性が違うというか。。。
プロデュースしたNAOKI-Tは、どうやらテレ朝ミュージックのお抱え作家さんらしく、今回の曲が思い切ったテコ入れであるのは間違いないと思いますが、アレンジの方向性はちょっとピンときませんでした。
とはいうものの、気に入った点もありました。
それは歌い分け。
従来のシングル曲は、リードボーカルのSAKIKA以外にMINAとNAGISAもかなりボーカルを受け持っていたのですが、今回はほぼSAKIKA1人で歌っています。(カップリングの「魅力とは?」も同様です)
これ大事。大賛成です。
僕は常々、ガルフレを強く印象付けるには、3人で歌い分けるよりSAKIKA1人の方が良いのではないかと思っていました。
これは他のボーカルが悪いということでは決してないのですが(ちなみに僕はMINAのボーカルが一番好き)、SAKIKAの歌には他にはない個性があり、艶のある独特の声質はとても印象的なのです。
総じては、ガルフレらしくていい曲だと思います。
ヒロインになりたいけどなれない。でも、失敗しても踏み出そう。ハッピーエンドを信じてる。みたいな十代女子の共感を呼びそうな歌詞を、軽やかに楽しげに歌い上げています。
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さあ、みんなで購入しませう!
(終了しました)