SAKIKA路上ライブ in 大宮
5月29日水曜日午後8時から、大宮駅西口デッキでSAKIKAの路上ライブが行われました。今回は数日前にアナウンスがあったので、ガル中たちも比較的日程調整が容易だったことと思います。
午後8時を回った頃、SAKIKAとMIREIはデッキに現れました。人通りがある広めの場所に位置を定めると手慣れた様子でセッテイングを済ませます。
この日は大宮という場所が良かったのか、常連組だけではなく、今まで来たかったけどチャンスに恵まれなかったというガル中が結構来ていて、初めから人の輪ができました。
〜この日のセトリ〜
1 「吠えろ」
2 「青い涙」
3 「15」
4 「一直線」
5 「ヒロインになりたい」
この日の1曲目は「吠えろ」。SAKIKAも最初からクラップを要求するなどリラックスしている様子です。
バンドバージョンの時はNAGISAのボーカルで始まるこの曲ですが、SAKIKAがNAGISAのパートを歌うと曲の印象がかなり違って聞こえます。
人生七転び八起き
前だけを見て進んでいこう
周りの目なんか気にしないで ほら
という歌詞ですが、NAGISAの甘い声で聴くと、若い子が背伸びをして歌っているような何とも言えず可愛らしい感じになり、僕のようなキモヲタはそれにヤラれてしまう訳なんですが、SAKIKAの芯の太い歌声だと喝を入れられるような感じで、ヌルい笑顔とか浮かべていられなくなります。
どちらも魅力的な歌唱なので甲乙は付けられませんが、馴染みの曲をいつもと違ったテイストで聴けるのも路上ライブならでは楽しさだと思います。
2曲目に入る前に、「ギターの音の調子が悪いので、ギターを下げ目で演ります」とSAKIKAはギターの音を絞りました。
SAKIKAは路上ライブでアンプを使う時は、Roland のCUBE STREETにマイクとエレアコを繋いでいるのですが、時々調子が悪くなるようです。マイクの声は問題ないので、ギターに原因があるのでしょう。ちなみにSAKIKAのアコースティックギターはSagoの製品でアコギにピックアップを後付けした物ではないかと思います。問題があるとすれば配線の断線でしょうか。
2曲目は音源にまだなっていない未発表曲「青い涙(または蒼い涙かな?)」。
SAKIKAはこの曲を歌う前にいつも次のような前説をします。
「涙って隠すもんじゃないなと私は思ってて、でも何となく弱いところって見せちゃいけないみたいな習慣っていうか、あるんじゃないかなと思うんですけど、じゃあ涙はどこへ行くんだ! って私は思います。そんな思いを詰めた曲です」
ギターがほとんど生音に近かったので、マイクとの音量バランスが少し悪かったのですが、そんなに気になるほどでもなく、いつもながらのSAKIKAのアクシデント対応力に驚かされました。
最後は「ヒロインになりたい」で、観客とともに「Hey!」のコールを繰り返して盛り上がり、この日の路上ライブは無事終了。ライブ後は、大宮に来るのを待っていたガル中さんたちがワンマンライブのチケットを買い求めていました。
次回は名古屋遠征の模様をレポートしたいと思います!