GIRLFRIEND%〜3rd BIRTHDAY SPECIAL〜東京公演編
11月23日土曜日、渋谷TUTAYA O-WESTにてGIRLFRIENDメジャーデビュー3周年を祝うワンマンライブ「GIRLFRIEND%〜3rd BIRTHDAY SPECIAL東京公演」が開催されました。
この日は雨が降ったり止んだりのあいにくの空模様でしたが、グッズ販売開始の午後3時30分には、この日のために用意された新しいグッズを求めるファンが長蛇の待機列を作りました。この日の限定グッズであるロングスリーブのTシャツは早々に完売。比較的早めに並んだ僕は、幸いお目当ての物は全部購入できたのですが、購入できずに涙を呑んだガル中さんが多数発生した模様でした。(その証拠に僕は大阪公演前に複数のガル中さんから購入代行を頼まれましたw)
さて、無事グッズを購入できた僕は早速新しいTシャツに着替えて、開場時間前に再びO-WESTに戻りました。
今回は整番が悪かったので後方観戦を覚悟していたのですが、僕が入場した時はNAGISA前に余裕があり、3列目から観戦することができました。
ガルフレのライブは9割MINA前の僕なので久々のNAGISA前での観戦は新鮮でした。
定刻午後6時、「Happy Birthday to You」がアレンジされたSEに乗って、この日のための、赤いチェックの衣装に身にまとってメンバーがステージに登場しました。
この日のセットリスト。
1 sky & blue
2 Hide & Seek
3 魅力とは?
4 Girl's Talk
5 Figure
MC
6 光
7 甘い誘惑
8 ギャクサンカク
MC
9 ミライリスト
10 Jump
11 今夜はブギーバック(スチャダラパーのカバー)
12 If I ain't got you(Alicia Keysのカバー)
〜未来への手紙のコーナー
13 タイムカプセル(新曲)
14 一直線
15 ヒロインになりたい
EN1 クリスマスマジック(新曲)
EN2 キセキラッシュ
もはや定番曲となったスカブルでライブはスタート。SAKIKAはワンマンライブのせいか最初から遠慮なく飛ばし、フロアを埋め尽くしたガル中も全力で応えて、一気にボルテージは最高潮に達しました。
そしてこの日は何と「Figure」の動画撮影が許可されました。
「Figure」演奏後のMCでMINAが、
「(映画地獄少女の)あるシーンで『純度を上げろ』っていうキーワードがあるんですけど、それをハッシュタグにして(いま撮影した)動画に載っけてツイートしてもらったらみんなの分見れたり、あとタグ付けとかしてもらったら分かりやすいよな」
SAKIKA「(『純度を上げろ』は)観た人にしか分からない面白さなんですよ、これ」
MINA「ジワるねんな、これ」
SAKIKA「そう、ジワるw」
MC後の3曲はメンバーが中学生の時に作ったもので、メンバーからすると「古い曲」のコーナーということでした。そのせいか、「光」と「甘い誘惑」はイントロアレンジを変えて、「ギャクサンカク 」は中盤にQueenの「We Will Rock You」で観客とシンガロングするなど、楽しい工夫が凝らされていました。
古い曲コーナーの後は再びMC。各メンバーが今年の振り返りや来年への思い、ファンへ伝えたいことなどを語りました。
MINAからは、今年、「sky & blue」がアニメ「ブラッククローバー」のOP曲に採用されて夢が叶ったということと、それについてスタッフやファンへの感謝。それから最近「バクマン」にハマっていて新妻エイジが気に入っているという報告w
メンバーで一番人見知りだというNAGISAは、初対面の人と会話が続けられる魔法の話題を見つけたということ。それは「今日の朝ごはんを聞く」というものでしたが、試しに観客とやってみると全然会話は弾まず、「実はまだ成功例はない」と告白しましたww
SAKIKAは来年20歳になるのに、化粧道具を買いに行った時、中学生に間違われてショックを受けたこと。なので来年から大人化計画を始めると宣言しました。
MIREIがファンに伝えたいこととして「みんな風邪には気をつけや」と言うと、MINAが突然、「実は先日まで風邪をひいていて、メンバーに隠して治した」ことを告白しました。これには一緒の家で暮らすメンバーから「言ってよ!」とクレームが殺到しましたw
MCの後は爆アゲの必殺コンボ。特に「JUMP」は、MIREIのドラムソロからイントロに繋げて、中盤ではなんとMINAとNAGISAのベース、ギターの掛け合い! そのあとMINAのスラップソロからのNAGISAのギターソロと楽器隊全力全開で大盛り上がりとなりました。
と、ここで前半は終了。メンバーが舞台から下がると、すぐさまメンバーの雑談がスピーカーから流れ出しました。どうやら共同生活している彼女たちの日常の、再現ドラマのようです。そしてある日NAGISAがある提案をしたという設定です。それは、青春を感じたいNAGISAが部屋別対抗(SAKIKAとMINA、MIREIとNAGISAがそれぞれ同室)の音楽対決を提案するというものでした。
まず始めはMIREI・NAGISAチーム。MIREIが電子パーカッションを叩き、NAGISAはアコースティックギターで「今夜はブギーバック」を演奏しました。なかなか聴けないMIREIのソロボーカルパートやNAGISAとの掛け合いなど見所満載で、フロアも楽しく揺れました。
続いてSAKIKA・MINAチーム。何とMINAのエレピでSAKIKAが唄うという、おそらくライブでは初披露の編成です。曲はAlicia Keysの「If I ain't got you」。MINAのピアノの腕前はインスタ動画などで知っていましたが、生で聴くと、「ここまで弾けるのか」と驚きます。さらに弾きながらのソロボーカルパートもあり、情感たっぷりのSAKIKAとのハーモニーも美しく、聞き応えのある一曲となりました。
演奏後は4人揃ってステージに立つと「未来への手紙へのコーナー」となりました。
これは、今回のワンマンライブに先立ってファンから募集した「未来の自分への手紙」をガルフレメンバーが読み上げるコーナーでした。読まれた手紙は未来の自分が夢を実現できているか確認するものや、落ち込んでいないかと励ますものなど、希望に溢れた内容のものでした。
そして、この東京公演では、MIREIとNAGISAが書いた未来への手紙が読まれました。
MIREIは未来での成功を信じるポジティブな内容を、NAGISAは少し笑いも交えつつ、でも途中から涙交じりで将来の希望を読み上げました。
最後にMIREIとNAGISAの手紙もファンからの手紙と一緒にタイムカプセルに入れて保管することを報告して、新曲「タイムカプセル」の初披露となりました。
NAGISAのアルペジオが印象的なバラードで歌詞の内容は未来の自分たちに語りかけているというものでした。
そして、落ち着いた雰囲気となったフロアを、続く「一直線」で再び点火し、最後は「ヒロインになりたい」で盛り上げました。
メンバーが一旦、袖に引っ込むとすかさず「アンコール」がかかり、ほどなくしてメンバーは再びステージに上がりました。
アンコール1曲目は新曲「クリスマスマジック」。クリスマスらしい荘厳なイントロに導かれ、MINAのファンキーなベースとフロント3人の歌い分けが初期GIRLFRIEND を彷彿させる楽しいポップソングでした。
曲の後は恒例の集合写真。ガルフレメンバーが客席に背を向け、マネージャーさんがドラムセットの向こう側でスマホを構えます。SAKIKAの「GIRLFRIEND、ハッピーバースデー」の掛け声でシャッターが切られました。
そして最後はやはりこの曲「キセキラッシュ」。今年最後の東京公演とあってフロアは全力で盛り上がり、バンドも惜しみなく力を振り絞りました。
こうして凄まじい熱気の中、ガルフレメジャーデビュー3周年ライブ東京公演は幕を閉じました。
次回はガルフレ今年最後のライブとなった大阪公演の模様をお伝えしたいと思います。