GIRLFRIENDの相棒 Sago New Material Guitars について
ミュージシャンにとって、楽器は相棒。これは古今東西老若男女を問わずプレイヤーの９割以上が感じていることではないかと思います。
ミュージシャンは、ボーカリストやコーラス隊のような歌唱部門以外は、基本的に楽器がないと演奏できません。自分の音楽を表現するためには楽器が不可欠なので、「相棒感」が強くなるのだと思います。
で、今回はガルフレメンバーの「相棒」を製作した「Sago New Material Guitars 」にフォーカスしたいと思います。
「Sago New Material Guitars 」は、兵庫県尼崎市にあります。設立は2004年。社長は高山賢氏。Sagoという名称は高山社長の子供の時のアダ名から取ったそうです。
ストラトやテレキャスタイプのオーソドックスなものから、オリジナルシェイプのモデル、そしてプロミュージシャンからの信頼も厚いフルオーダーメイドモデルまで、高品質なギターを製作しています。
ホームページの写真を見ると町工場のような小さな工房で、社長自ら工房に立ち製作に携わっているようです。
Sagoの最大の特徴は、サーモウッドと呼ばれる技術により加工された木材を全モデルに使用していることです。
この加工技術は、木材を高温処理で乾燥させることにより人工的に経年変化を与えるというものだそうです。焼き締める、みたいな感じですかね？
加工された木材は、湿気に強く、安定したコンディションを保てるそうです。また、人工的経年変化によりヴィンテージギターのような鳴りとなり、新品なのに音はオールド、みたいな夢のようなギターとなるそうです。
ガルフレメンバーはドラムのMIREI以外、Sagoのオーダーメイドモデルを使用しているわけなんですが、それぞれ、メンバーの好みに合わせたコンセプトが明確なモデルとなっています。
SAKIKAのギターは、立ち上がりがよく厚みもある音質で、リフを刻んでもリードギターにパワー負けしません。
MINAのベースは抜けが良く、リッチでファットな低音を聴かせてくれます。
NAGISAのギターは小ぶりなテレキャスボディにシングル２発とハム１発、５ウェイスイッチ搭載の万能モデル。リードにサイドに縦横無尽の活躍です。
どの楽器も非常に音が良いです。僕はライブの時はベースのMINA寄りにいることが多いのですが、ペダルを踏んでいない状態でもベース本体の音が抜群に良くて、初めて生で聴いたときは驚きました。
また、彼女達は今のオーダーモデルの前にもSagoのギターを使っています。
この時はSAKIKAがSSHのストラトで、NAGISAがソープバータイプ２発の（しかもセミソリッド！）テレキャスを使っています。ピックアップ構成が今と真逆で面白いです。
そして、MINAだけはSAGOのオリジナルシェイプでフロントにプレシジョンタイプ、リアにミュージックマンタイプのハムバッカーとかなり凶悪な面構えのベースを使ってますww
他に、Sagoはガルフレのピックなんてものも売り出しています。
そして、忘れちゃいけないペダルボード！
Sago製のペダルボードを紹介する商品ビデオに、なんとSAKIKA、MINA、NAGISAが出演し、ボードのレビューをしています！
最近までメンバーは本当にこのペダルボードを使っていました。しかし、SAKIKAとNAGISAはエフェクターが乗り切らないため、最近ではケースタイプの大きなものを使っています。
MINAに関しては、現在でもほぼ毎回、このボードを使用しています。ちなみにMINAが使っているタイプはハンドル部分がグリーンのものです。
ピックもボードもSagoの通販で入手できるので、ガル中なら手に入れよう！
Sagoのギター、ベースはプロミュージシャンでも愛用者が多く、評価も高いです。ホームページにはガルフレ以外にも有名ミュージシャンの感想などが掲載されておりますので、興味のある方はチェックしてみてください！
